小糸川歩行者専用道に建てられた「房総往還」案内
小糸川
小糸川は、大正11年に釜神橋が架けられるまで、渡し船を使うか川を歩いて渡らなければ通行が出来ませんでしたので、それ以前の重要な通行手段である渡し場が設けられた釜神の街道沿いには会所、大川屋、万年屋、米屋、鍛冶屋、足袋屋、菓子屋提灯屋、酒屋、床屋、豆腐屋、仕立屋などが並び、小規模な宿場が形成されていたと伝わっています。
房総往還とは、江戸から安房北条(館山市)に至る江戸時代からの古道の総称で、房総の主要道でした。 新道が整備された現在では当時の面影はほとんど見られませんが、 木更津市畑沢から君津市の高坂山を越える道筋や、釜神(現貞元地区)を通り、上湯江から三舟山を越えて富津市相野谷に至る道筋の一部にはかつての名残があります。 房総往還は君津周辺の歴史を残す道として、君津市の次世代に伝えたい20世紀遺産に指定されています。
※富津市方面へは通り抜けられないので、ご注意下さい。
住所 | 君津市中野から貞元周辺 地図を表示する<外部リンク> |
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問い合わせ電話 | なし |
HPリンク | なし |
電車 | JR内房線 君津駅下車、徒歩20分程度 |
所要時間 | 君津ICより君津市街地方面、釜神橋周辺まで所要時間10分から15分程度 |
駐車場 | なし |
バリアフリー対応 | なし |
英語対応 | 不可 |
備考 | 小糸川湾岸は桜並木となっており、例年春には多くのお花見客で賑わいます。 |