三本松公園
公園南面からの眺望
三本松陣屋址 記念碑
「三本松」という地名の由来は、天武元年(672年)壬申の乱に敗れた大友皇子が上総の国に逃れた時、「松は千年の時を保つものなり」として」「小松三本植うべし」と命じたことから呼ばれるようになったと伝えられています。
公園の中心部には陣屋跡の大きな石碑があり、南面の高さ100m近い崖からの眺望の広がりは実に気持ちよい眺めです。
公園を歩いてみると、大戸台土地改良区記念碑などの記念碑が建立されている姿が見られ、先人が後の世に伝えたいと願ったものがここにあります。歴史深いこの公園は君津市の次世代に伝えたい20世紀遺産に指定されています。
公園入口
この三本松を含む松丘、亀山地区一帯の歴史として、延宝7年(1679年)に、久留里藩主土屋氏が領地を没収されると、前橋藩主酒井氏の領地となり、その後酒井氏転封により寛延2年(1749年)に、川越藩主松平氏の領地となり、この上総分領を支配するため酒井氏以来、向郷に陣屋が置かれていましたが、文政10年(1827年)に三本松に移され、以後明治維新まで、ここが分領支配の拠点となったと伝わっています。
武家支配の時代は終わり、明治22年(1889年)には松丘村役場が置かれ行政の中心になり、大正12年(1923年)に公園が完成。千葉県知事も参席した開園式は盛大に催されたと伝えられています。
住所 | 君津市大戸見3293番3地図を表示する<外部リンク> |
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問い合わせ電話 | なし |
HPリンク | なし |
電車 | JR久留里線 上総松丘駅から徒歩20分程度 |
バス | 高速バス鴨川東京線(アクシー号)/高速バス鴨川千葉線(カピーナ号) 松丘バス停下車、徒歩30分程度 |
車 | 木更津東ICより久留里方面、国道410号線松丘経由。所要時間25分程度 |
駐車場 | 公園入口に駐車スペース1台程度:駐車無料 |
大型バス対応 | × |
バリアフリー対応 | なし |
英語対応 | 不可 |
ペット同伴 | 可 |
備考 | 公園入り口は見逃しやすいです。 目印は車道から見てやや高い場所に入口石碑があります。 |