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農作業中の熱中症対策の徹底をお願いします
例年、熱中症による救急搬送者は体が暑さに慣れていない5月頃から発生する傾向があります。農林水産省は、初夏(5〜7月)を熱中症対策研修実施強化期間とし、研修の実施や注意喚起による熱中症対策の徹底を促しています。
事業者の方へ:
令和7年6月1日から、労働者への熱中症対策が義務化(罰則あり)されています。詳しくはこちら→農政課よりお知らせ
農作業中の熱中症
- 体が暑さに慣れていないGW前後や梅雨明けから、熱中症による緊急搬送者が増加
- 毎年、約30名の方が農作業中の熱中症により死亡
- 令和6年度の夏期(5〜9月)には、農作業中の熱中症によって2332人が緊急搬送
予防のポイント
熱中症は正しい知識を身につけることで、適切に予防することが可能です。
作業前の熱中症対策
- 暑熱順化(体が暑さに慣れること)
暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れ、熱中症に強くなります。ストレッチやウォーキング、お風呂などで暑熱順化のための活動を始め、少しずつ暑さに慣れましょう - プレクーリング(作業を始める直前に身体を冷やす)
農作業中の体温上昇を抑制する対策として、作業を始める直前に身体を冷やすと効果があると言われています。冷たい飲み物や冷やしたタオルで体温を低下させましょう
作業中の熱中症対策
- 20分おきに休憩、水分・塩分補給
- 単独作業は避ける
- 熱中症対策アイテムの活用 (熱中症対策アイテムについてはこちら→対策アイテム [PDFファイル/717KB])
そのほか、日々の体調管理など熱中症に負けない体づくりをしておきましょう!
熱中症対策:農林水産省<外部リンク>