災害発生時の心得 -むやみに移動を開始せず、落ち着いた行動を-
印刷用ページを表示する掲載日:2021年3月9日更新
大規模な災害が発生すると、公共交通機関が運行を停止し、帰宅が困難になることが予想されます。
多くの人が一斉に徒歩で帰宅を始めると、火災や沿道の建物からの落下物などにより負傷する危険があるばかりでなく、災害時に優先されるべき救助・救急活動の妨げとなります。
多くの人が一斉に徒歩で帰宅を始めると、火災や沿道の建物からの落下物などにより負傷する危険があるばかりでなく、災害時に優先されるべき救助・救急活動の妨げとなります。
災害発生時には、むやみに行動を開始しない
○ まずは自分の身の安全を確保しましょう。
○ 職場や集客施設等の安全な場所にとどまりましょう。
○ 災害用伝言サービスにより家族の安否や自宅の無事を確かめましょう。
○ 交通情報や被害情報を入手しましょう。
日ごろから準備しておきたいこと
○ 家族と安否確認の方法や集合場所について話し合っておきましょう。
○ 職場などに飲料水や食料、携帯ラジオ、モバイルバッテリー、地図、運動靴、懐中電灯などを用意しましょう。
○ 徒歩での帰宅に備えて、帰宅経路の状況を確認しておきましょう。
○ 帰宅経路にあるコンビニエンスストアやガソリンスタンドを確認しておきましょう。
○ 千葉県や九都市県では、コンビニエンスストアやガソリンスタンド等と徒歩帰宅支援協定を締結しており、水道水、トイレや交
通情報などを可能な範囲で提供していただけます。こうした店舗には、「災害時帰宅支援ステーションステッカー」が掲示され
ていますので、日ごろから帰宅経路の店舗の場所を確認しておくと安心です。
* 九都市県:千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉市、さいたま市、横浜市、川崎市、相模原市
□ コンビニエンスストア等
「災害時帰宅支援ステーションステッカー」
□ 千葉県石油商業組合に加盟する県内のガソリンスタンド
「災害時徒歩帰宅者支援ステーションステッカー」