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君津市消防団が令和2年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました
君津市消防団が令和2年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました
令和2年9月4日、総理大臣官邸にて表彰式が行われ、小原消防団長が出席しました。
今回の表彰では、全国の85の個人及び団体(個人:9、団体:76)が受賞し、千葉県内では、君津市消防団を含め6団体(全て消防団)が受賞しました。
君津市消防団は、令和元年房総半島台風で、市民の安全・安心のため長期間にわたり様々な活動を行った功績が認められ、受賞しました。
表彰式の様子
表彰式後の集合写真。3列目左から3番目が小原団長。
小原消防団長から石井市長へ、受賞の報告を行いました。
防災功労者表彰とは
防災功労者表彰とは、『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和57年5月11日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、その功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象とした表彰です。
君津市消防団は、令和2年3月9日付けで防災功労者消防庁長官表彰を受賞しており、消防庁長官から特に功績が顕著なものと認められ、推薦され受賞したものです。
令和元年房総半島台風での君津市消防団の活動概要
令和元年9月に発生した令和元年房総半島台風では、多くの家屋被害と倒木、土砂崩落のほか、約37,700世帯が停電し、約13,000世帯が断水するなど、市民の生活に大きな影響を及ぼし、本市全域に甚大な被害をもたらしました。
このような状況のなか、君津市消防団は延べ1,230人の団員が昼夜問わず災害活動にあたり、災害発生の初期から停電復旧までの延べ15日間にわたり、断水地区での火災対応のほか、避難行動要支援者への避難の呼びかけ、安否確認、災害関連情報の広報活動や警戒活動などを積極的に実施しました。