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市内の自然共生サイト
「30by30目標」と「自然共生サイト」とは
「30by30(サーティバイサーティ)目標」は、生物多様性の損失を食い止め、人と自然の結びつきを取り戻すために、令和4年12月に採択された世界目標で、2030年までに陸と海の30%以上を自然環境エリアとして保全しようとするものです。
環境省ではこの目標を達成するため、国立公園等の保護地域の新規指定・拡張等に取り組むとともに、令和5年4月から、新たに「自然共生サイト」の認定制度を開始しました。
本制度は、生物多様性の価値を有し、事業者、民間団体・個人、地方公共団体による様々な取組によって、生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として認定し、同区域を30by30目標に組み込むことで目標達成を図るものです。
参考:環境省「自然共生サイト」<外部リンク>
市内の自然共生サイトの概要
- サイト名
君津グリーンセンター(旧樹芸林業試験場) - 申請者
内山緑地建設株式会社 - 面積
40.18ヘクタール - 認定日
令和5年10月25日 - サイト概要
樹林に囲まれた造園樹木生産のための圃場、及び自然散策路です。グリーンセンターそれ自体が里山林の性格を持ち、コナラ・クヌギ等カブトムシ・クワガタムシ等の昆虫の集まる木、千葉県Rl要保護生物(C)のモリアオガエル等の棲息している池等、二次的自然環境を維持している豊かな生態系の山林です。また、東京湾、富士山を眺望する展望台、養蜂のためのスペースとともに、開園日には君津市内の小学校、幼稚園をはじめ、行政、NPO・各種団体等の自然散策コース、生態系を学ぶ場として利用されています。