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旧秋元小学校複合整備 地域準備会(全11回)を実施しました
旧秋元小学校複合整備地域準備会を実施しました
令和2年3月に学校統合により空き校舎となった清和地区の秋元小学校は、清和公民館などの社会教育施設、清和保育園、清和行政センターを複合化し、あわせて地域の避難所としての機能をもった、新しい地域の拠点として再整備を進めています。
この複合施設には、清和地区公共施設ワークショップ(平成29・30年度)や清和地区アンケート(令和2年6月)の意見やアイデアに基づく、地域活性化に向けた機能の導入を検討しています。
そこで、地域住民の皆さんや団体・民間事業者の皆さんと共に、「旧秋元小学校複合整備地域準備会」を令和3年3月に立ち上げ、全11回の会議を実施し、地域活性化に向けた機能の具体化にむけての検討・協議に取り組みました。
第11回(最終回)
令和3年12月16日(木曜日)、第11回の会議を開催しました。今回は23組(25名)の参加でした。
これまでの議論の経緯を振り返り、各グループからの報告や今後の新しい地域組織の方向性の説明を経て、全11回の協議の「まとめ」を出席者全員で確認しました。
会議の後半では、一人ひとりがこれまでの振り返りと今後についてのコメントを行い、最後には、これまでのねぎらいとして相互に拍手を送り合いました。
今回確認した「まとめ」は、清和の「未来へつなげるバトン」として位置付けられました。
地域準備会のこれまでの議論は、これからの実際の活動・事業や新しい組織発足に向けたスタートとなります。
地域準備会まとめ「未来へつなげるバトン」 [PDFファイル/3.14MB]
第10回
令和3年11月18日(木曜日)、第10回の会議を開催しました。今回は16組(16名)の参加でした。
先日の中間報告について報告があった後、新たな地域組織の立ち上げに向けての動きや今後の準備会メンバーの関わり方などについて確認をしました。
また、次回の最終的なまとめに向けて、各グループでの企画案の検討についても確認し、後半はグループでの協議を行いました。
中間報告
令和3年11月13日14日に開催された第49回清和地区文化祭にて、中間報告を展示しました。2日間で約100名の方が足をとめてくださり、説明や資料配布を行いました。
中間報告の内容については、清和地区内にも回覧されます。
配布物1-概要チラシ [PDFファイル/392KB]
配布物2-中間報告 [PDFファイル/828KB]
第9回
令和3年10月21日(木曜日)、第9回の会議を開催しました。3か月ぶりに対面での開催となった今回は17組(18名)の参加でした。
書面開催期間での内容を振り返った後、運営チームから、今後立ち上げを目指す組織の方向性や地域準備会の中間報告についての提案がありました。
また、具体的に取り組んでいく様々な企画について、進捗報告やグループでの協議を行いました。
なお、11月13日、14日に予定されている清和地区文化祭において、この地域準備会の中間報告(掲示、資料配布)を実施します。
終了後のコメント用紙より
- 運営チームのメンバーだったので、この3か月の間の議論の進み方をうまく伝えられるか不安だったが、理解していただけたようで良かった。
- 具体化してきて、ワクワクしている。今後も集合での開催ができたらいいと思う。
第8回(書面開催)
令和3年9月16日(木曜日)に予定していた第8回会議は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、前回に引き続き書面開催となりました。
前回提出されたコメントに対する各計画担当者からの検討状況の共有や、今後の活動体制として地域での組織化に向けた提案などがありました。
第7回(書面開催)
令和3年8月19日(木曜日)に予定していた第7回会議は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、書面開催となりました。
事前に提出されていた約20の「計画シート」をメンバーに配布し、質問や感想、実現性を考慮した指摘などのコメントを相互に共有しました。
第6回
令和3年7月15日(木曜日)、第6回の会議を開催しました。今回は23組(25名)の参加でした。
前回設置したグループ毎の協議を行う前に、議論の前提条件の確認をしました。
また、コーディネーターのおきなまさひとさん(合同会社Visionareal共同代表)から、「企画のコツ(たのしく・ただしく)」として7点、「Aar循環」、「運営のコツ(シンプルにする)」などについて、解説や紹介をしていただきました。
後半は、グループでの話し合いを実施。これまで出されてきたアイデアの中から、具体化していくものを検討し、「計画シート」を作成する協議を行いました。
今後の地域準備会では、それぞれのグループの計画についての「ミニ報告会」を行い、相互検証や連携の検討も進めていきます。
第5回
令和3年6月24日(木曜日)、第5回の会議を開催しました。今回は23組(26名)の参加でした。
前回発足が決まった「運営チーム」が、今回から、会議の企画や運営、進行を担うことになりました。
まずは、運営チームからこれまでの議論の経緯報告と、今回は次の8つのグループにわかれて具体的な検討を進めていくことの提案がありました。
- 飲食・販売
- 観光・文化・歴史
- 健康福祉・多世代交流・学び・子ども
- オフィス空間・ものづくり
- 農林業
- 移住促進、空き家利用
- プロモーション
- 行政機能のあり方や関わり
全員で模造紙を用いてアイデア出しを行った後、グループにわかれて議論を行い、「今すぐやるべきこと」「将来的に取り組むこと」などの観点から、今後の具体化に向けた検討が行われました。
最後には、コーディネーターのおきなまさひとさん(合同会社Visionareal共同代表)から、「用意されたものではなく、住み関わる人たちが自分たちで作っていくことがこれからの力になる」などのアドバイスがありました。
今後は、グループ毎の個別協議も実施されていく見込みです。
終了後のコメント用紙より
- 運営チームで準備したことを全体で議論したが、多くの意見、新しい意見が出てとてもよかった。地域の人が考えることも大事だが、ネットワークがある人が入ることでまた違った議論ができると感じた。
- みんながやりたいことは、これまで何回も聞いた。みんなが出したアイディアを「どのように実現していくか」という話し合いを早く始めなければならない。
- コロナの関係で仕方ないが、時間が少ない。かけ足でのグループの話し合いだったので、煮詰まらなかった。
- 時間が短くなってしまったが、有意義だった。
第4回
令和3年5月20日(木曜日)、第4回の会議を開催しました。今回は24組(27名)の参加でした。
今回から、コーディネーターとしておきなまさひとさん(合同会社Visionareal共同代表)にご参加いただき協議を進めていくことになりました。
まずは、現時点での整備計画のイメージを確認した後、おきなさんからご自身の携わってきたプロジェクトの紹介を踏まえながら、地域準備会の進め方などについてご提案をいただきました。
グループ協議や全体協議を経て、今後は、少人数での運営チームをつくり、会議運営や骨子案づくりを進めていくことになりました。
終了後のコメント用紙より
- 中学生や高校生の地元に対する要望などもいかせればと思う。
- 生まれてからお墓までずっと清和で過ごしたい。そんな地域になるような施設を目指したい。
- 運営チームの人材については、地元の若者の参加・声を大いに期待する。
- 実現的なことも決めていかないと先が見えてこない。運営チームで加速させて決めていくことが必要。
- おきなさんの話はなるほどと思うことが多かった。地域の人は素人なので、専門家のアドバイスは今後の運営に変化が出るのかなと思う。
- まちづくりの重要なことは地元の人がつくることであると強く感じた。
第3回
令和3年4月20日(火曜日)、第3回の会議を開催しました。今回は24組(27名)の参加でした。
「地域準備会」の目的と今後の展開についての共有を行う中で、今後の組織づくりや検討スケジュールなどについての意見がありました。
また、基本構想で掲げている「テーマ」や「施設イメージ」についての理解を深め、具体化していくために、少人数にわかれて意見交換を行いました。
会議終了後には、参加者からの提案により、これからの校舎活用に向けたイメージづくりにつながればと、キャンドル160個を校庭に並べました。
終了後のコメント用紙より
- 今回のグループワークはすごく良かった。話の内容はちがうが、たどり着く想いは一緒。
- 自分のイメージはほわっとしたものだったが、グループトークで具体的な意見が聞けてよかった。
- 人が来るところには、楽しいとか幸せを感じ、魅力があるところに来るので、やはり何かしらの魅力が必要。
- 採算の不安だけで事業の可能性を無くしてしまうのは、時期尚早。掲げている「テーマ」や「施設イメージ」を実行するには、思い切った機能・事業にする判断をしていかないと変化がなく、地域の為になっていかない。
- 以前参加していた清和のワークショップが土台になっているなと感じ、より具体的な目標が見えたので良かった。
- 学校の教室の中で話し合ったり、1日や半日など時間をかけて協議する時間を設けても良いのではないか。
第2回
令和3年4月6日(火曜日)、第2回の会議を開催しました。今回は27組(31名)の参加でした。
前回会議の振り返りの後、導入の候補として挙げられている「提案機能」についての検討に入りました。個別のテーマを設定し、具体的な提案も交えながら、今後の地域での必要性や実現性などを考慮しつつ、意見交換を行いました。
出席者の意見・コメントより
- 今後もテーマごとに提案されることは、きちんとした意見が出やすく良い結果が得られると思う。
- 1回目より方向が定まった議論が進んでいた。時間が足りないぐらいで、もっと皆さんの意見が聞きたい。
- 具体的な「提案機能」のイメージがわかず、想像しかできない。「準備会のできること」についてもまだ見えない。
- 採算性やキャパの課題で厳しいためか、意外と否定的な意見が多いと感じた。厳しい中でどうできるようにするかが大切。小さいスペースの中で凝縮した企画など、もっとポジティブにこの施設でできることを考えられれば良い。
- 地元の力をもっと発揮せねばと思った。知らない人も多いので、広めて力を合わせたい。
第1回 キックオフ会議
令和3年3月29日(月曜日)、旧秋元小学校体育館を会場に第1回の会議を開催しました。
民間事業者・地域団体・地域役員・個人有志の31組(36名)が参加され、これまでの経緯や「地域準備会」の目的と今後のスケジュールについて共有した後、自己紹介をしながら、意見やそれぞれのイメージを出し合いました。
出席者の意見・コメントより
- 子育て支援や、子どもを預けられる場所、子どもが集える場所とし、子どもが来ることによって訪れる人が増える、暮らす人が増えるようにしていきたい。
- 過疎化や人口減少に対応すべく、清和に人を呼び寄せる、呼び戻す施設にしていきたい。
- 清和への誇りなど気持ちの部分でも持続可能な施設へ。
- 大人の不安は子どもに伝わる。地域全体で安心して心から良いと思える未来につなげられるものを。
- 持続可能をテーマにするのならば、自活できない事業は選択肢から外していった方が良い。希望や大義だけでは結果的に維持できない。
- 若者に宣伝して仲間を集めたい。
- 毎回のテーマや決めることを明確に進めてほしい。
参考:地域準備会メンバー募集の案内
地域準備会のメンバー募集時のご案内は、こちらのお知らせをご覧ください。