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日本脳炎の効果と接種方法、副反応
日本脳炎とは
日本脳炎は高熱、嘔吐、意識障害およびけいれん等を主徴とするウイルス性の急性脳症です。死亡率は、15%程度と考えられていますが、神経後遺症を残す人が50%位います。最近は、年間10人程度が西日本を中心に発症しています。日本脳炎ウイルスはコガタアカイエカを介してブタからヒトに感染します。ヒトからヒトへの伝播はありません。日本脳炎ウイルスは、東南アジアおよび東アジアに広く分布し、患者が多発しています。
対象年齢
第1期
生後6か月から7歳6か月未満まで
標準的には初回(2回)を3歳で、追加(1回)を4歳で接種します。なお、医師の判断により、生後6か月から接種を開始する場合もあります。
第2期
9歳から13歳未満まで
接種方法
協力医療機関に予約のうえ接種して下さい。
第1期
初回接種は、1回目を接種してから、6日から28日あけて、2回目を接種します。
追加接種は、2回目接種からおおむね1年(11ヵ月から13ヵ月)後に1回接種します。
第2期
9歳から10歳で1回接種します。
副反応
37.5℃以上の発熱、咳、注射局所の腫脹、発赤および痛みが見られることがあります。また、極めてまれにアナフィラキシー様症状、急性散在性脳脊髄炎(Adem)、脳炎・脳症、けいれんなどの重大な副反応の発生も否定はできません。
特例措置
平成17年からの積極的な勧奨の差し控えによって、日本脳炎の予防接種の接種を逃した、平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれの方は、20歳未満の間に、また平成19年4月2日生まれから平成21年10月1日生まれの方は、9歳以上13歳未満の間に特例接種を受けることができます。
上記接種回数及び間隔のうち不足回数を接種してください。ご不明な点はご連絡ください。
なお、予診票を紛失・汚損された場合には健康づくり課にて再交付しています。
詳細は厚生労働省ホームページへ<外部リンク>
用語解説:日本脳炎<外部リンク> 脳炎<外部リンク> 日本脳炎ウイルス<外部リンク> アナフィラキシー様症状<外部リンク>
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