水痘(みずぼうそう)
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年6月20日更新
水痘(みずぼうそう)は、水痘・帯状疱疹ウイルスの空気感染、飛沫感染、接触感染によって感染します。
潜伏期間は通常2週間程度で、発疹と軽度の発熱を伴って発病します。発疹は最初、紅斑性丘疹(赤いブツブツ)でその後水疱(水ぶくれ)、白い膿を持った膿疱、痂皮(かさぶた)となりますが、色々な段階の発疹が混在するのが特徴です。
免疫不全状態の人は重症化のリスクがあり、妊娠中から出産直後に感染すると胎児・新生児に感染することもあります。
対象年齢・接種スケジュール
対象年齢:1歳以上3歳未満
標準的な接種期間 | 接種回数 | 接種スケジュール |
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1回目は1歳以上1歳3か月未満 | 2回 | 3か月以上の間隔をおいて接種 ※標準的な接種間隔:1回目終了後、6か月以上1年未満間隔をおいて接種 |
副反応
副反応はほとんど認められませんが、発熱、発疹がみられ、まれに接種部位の発赤、腫脹、硬結が見られることがあります。また、まれにアナフィラキシー(蕁麻疹、呼吸困難、口唇浮腫、喉頭浮腫等)、急性血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎がみられることがあります。