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B型肝炎

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年5月1日更新

B型肝炎とは

B型肝炎は、B型肝炎ウイルスの感染によっておこる病気です。感染経路として、ウイルスに感染した家族との濃厚接触やパートナーとの性交渉、ウイルスに汚染された輸血や注射器の使いまわし、ウイルスに感染した母親から生まれたお子さんへの母子感染など、主に血液や体液から感染します。

B型肝炎ウイルスへの感染は、一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(キャリア化)があります。キャリアになると慢性肝炎になることとがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝がんなどの命に関わる病気を引き起こすこともあります。

接種年齢・スケジュール

対象年齢:1歳未満

※ただし、母子感染予防のため健康保険によりB型肝炎予防接種を受けた方は、定期接種の対象にはなりません。

 

標準的な接種期間

接種回数

接種スケジュール
生後2か月から9か月になる前まで 3回 27日以上の間隔をおいて2回接種、3回目の接種は1回目から139日(20週)以上の間隔をおいて接種

注意事項・副反応

・B型肝炎ワクチンは2種類あります。使用しているワクチンは医療機関により異なります。

・ワクチンにより乾燥天然ゴム(ラテックス)が含まれるゴム栓を使用しているため、天然ゴムの製品に対する即時型の「ラテックス過敏」があらわれる場合があります。ラテックスと交差反応のある食べ物(バナナ、栗、キウイ、アボガド、メロン等)のアレルギーがある場合は医療機関にご相談ください。

・接種後に接種部位の発赤、腫脹、痛みや、倦怠感や頭痛などが見られることがあります。重篤な副反応の報告はされていませんが、心配な点がありましたら医療機関にご相談ください。