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日本脳炎

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年6月20日更新

日本脳炎は潜伏期7〜10日、突然の高熱、頭痛、嘔吐、意識障害及びけいれん等を主徴とするウイルス性の急性脳症です。
感染者100〜1,000人に1人が脳炎等を発症すると考えられています。現在でも致命率20〜40%程度と考えられており、神経学的後遺症を残す人が多いです。
日本脳炎ウイルスはコガタアカイエカを介してブタからヒトに感染します。ヒトからヒトへの伝播はありません。

対象年齢・接種スケジュール

第1期

対象年齢:生後6か月から7歳6か月未満

 
  標準的な接種期間 接種回数 接種スケジュール
第1期初回 3歳から5歳になる前まで 2回 1回目を接種後、6日から28日あけて2回目を接種
第1期追加 1回 第1期初回接種終了後、おおむね1年あけて1回接種

なお、医師の判断により生後6か月から接種を開始する場合もあります。

第2期

対象年齢:9歳から13歳未満(標準的な接種対象として、9歳から10歳)
上記対象年齢の期間内に1回接種します。対象年齢以降に随時予診票を郵送します。

第1期追加接種まで完了していない方

第2期のみでの接種では、免疫を獲得する効果が期待できないため、接種前にかかりつけ医に相談してください。
なお、第2期の接種以外は任意接種となり、有料です。
過去の接種回数については母子健康手帳でご確認ください。母子健康手帳で接種回数が確認できない場合は、こども家庭センターへお問い合わせください。

特例措置

平成17から21年度までの日本脳炎の予防接種の積極的な勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した平成19年4月1日以前の生まれ20歳未満の方は、20歳の誕生日前日までは特例措置として定期接種を受けることができます。
接種回数を確認し、不足回数を接種してください。なお、予診票を紛失・汚損された場合は、こども家庭センターで再交付しています。必ず母子健康手帳をお持ちの上、こども家庭センター(君津市保健福祉センター)にお越しください。ご不明な点はご連絡ください。

詳細は厚生労働省ホームページ<外部リンク>をご参照ください。

副反応

注射部位の発赤、内出血、疼痛、腫脹、そう痒感等、全身の反応として、発熱、発疹、じんましん、頭痛、咳嗽、鼻漏等がみられることがあります。
また、極めてまれにショック、アナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎・脳症、けいれん、血小板減少性紫斑病等起こしたとの報告があります。

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