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市民協働のまちづくりとは

ページID:0028028 更新日:2017年1月27日更新 印刷ページ表示

 これまでのまちづくりには、行政主導の手法が多く取り入れられてきました。しかし、住民自治という言葉が示すとおり、本来のまちづくりはそこに住む市民が主体的に取り組むことが必要です。
 本市のまちづくりは、そこに暮らす人々が明るく、いきいきと生活を送ることができるような、活力に満ちた魅力あふれる君津市をつくるという共通の目標を達成するため、異なる価値観を持つ自立した市民と行政が、お互い尊重しながら、それぞれの役割と責任を自覚したうえで、協力し合う、市民協働のまちづくりを目指すものです。

市民協働の背景

市民協働のまちづくりには、次のような背景があります。

(1)市民意識の向上

 地域コミュニティの希薄化や家庭や地域の教育力の低下等が憂慮される中で、自主的な地域貢献活動や行政施策への積極的な参加等、市民活動の高まりがみられ、今後このような状況を発展、継承していくため、市民の活力を生かす仕組みづくりが必要となります。

(2)地域課題や市民ニーズの多様化

 少子高齢化の進展や環境問題など、社会環境の変化に伴い、地域の課題や市民ニーズが多様化、複雑化しています。そのため、市だけでそれらに対応する、きめ細かい公共サービスを担うことが困難な状況になっています。

(3)地方分権改革の進展

 国と地方の役割や関係を見直す地方分権改革の進展により、これまでの画一的な自治体運営から脱却し、地域の特色を生かした個性豊かなまちづくりを行うことが求められています。そこでは、様々な知恵や行動力、地域への愛着を持つ市民と市が共に考え、協力していくことが必要です。

期待される効果

具体的には、次のような市民協働の効果が期待できるものと考えます。

(1)市民にとって 

  • まちづくりに自ら携わることで、仲間づくりや生きがいづくりの機会が広がる。
  • まちづくりへの関心や参画意識が向上し、住民自治推進の機運が高まる。
  • よりきめ細かな市民サービスを享受できる。
  • 学習の成果を地域に還元する契機となる。
  • 市民活動の目的や理念をより効果的に実現できる。
  • 市民活動の社会的な認知度が高まる。

(2)市にとって

  • 市民の豊かな発想や専門性を施策に反映することができる。
  • 市民の目線に沿った質の高い効果的な市民サービスを提供することができる。
  • 事業の見直しにより、行財政運営の効率化を図ることができる。
  • 民間活力に触れることにより、職員の意識改革を図ることができる。