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BCGの効果と接種方法、副反応

ページID:0001415 更新日:2017年1月27日更新 印刷ページ表示

BCGとは

結核が、国民病と呼ばれていた時代が過ぎ、そう言われていたことすら知らない人たちが多くなりましたが、決して過去の病気ではありません。

毎年4万人を超える患者が発生している病気です。

抵抗力のない乳幼児が感染すると、大人が感染するより重症になり、治っても重い後遺症を残すこともあります。

対象年齢

1歳未満(標準的な接種年齢:生後5か月から生後8か月)

接種方法

BCGは、管針法といって、スタンプ方式で上腕の2か所に押し付けて接種します。

協力医療機関で予約の上、接種を受けてください。

注意事項

接種した直後は、直射日光をさけ、完全に乾くまで衣服は着せないでください。

接種当日は、安静に過ごしてください。

副反応について

通常見られる反応

BCGの特徴的な反応は、個人差がありますが、接種後10日頃に、針痕が赤くなり、接種後1か月から2か月頃に膿を持ったようになることがあります。

これは心配のない副反応です。特にガーゼを当てたりする必要はなく、こすったりせずに清潔にしてください。

また、接種をした側の脇の下が腫れたり、まれに化膿して自然に破れて膿が出ることがあります。

その場合には医師の診察を受けましょう。

コッホ現象

接種後10日以内に接種局所の発赤・腫脹及び針痕が化膿等をきたし、通常2週間から4週間後に消失、はんこん化し、治癒することがあります。

このような早期で激しい反応は、結核に感染していた場合に起こると考えられます。このような反応が起こった場合はかかりつけ医に受診してください。