猪ノ川渓谷 ※現在崩落の影響により見学できません。
折木沢の猪ノ川渓谷は、亀山ダムの上流部に位置し、小櫃川の支流のなかでも最も自然景観の優れた沢です。
JR久留里線の上総亀山駅で下りて、藤林大橋、亀山大橋を渡り、神納橋を過ぎたところを右折し、しばらく行くと猪ノ川渓谷の入り口となる折木沢橋に着きます。
景観の最初は、折木沢橋からのダム湖にそそり立つ絶壁と湖面に映る美しい新緑や紅葉の眺めです。折木沢橋を過ぎたあたりからは、周囲にそそり立つ絶壁と新緑や紅葉がマッチして壮観な眺めが続きます。
しばらく行くと、東京大学千葉演習林の入り口があります。演習林は研究と自然保護のため許可がないと入れませんが、新緑や紅葉の季節には公開日を設けて一部を公開しています。
普段公開をしていないため、演習林内はとびきりの自然が残されています。特に入り口のトンネル先にある黒滝では、景観の素晴らしさに足を止め、写真を撮る光景が多く見られます。
猪ノ川渓谷周辺は、関東で最も遅くまで紅葉が楽しめる場所として知られ、また、この時季に「亀山オータムフェスティバル」も開催されることから、観光バスで県外からも多くの人々が訪れます。
豊かな自然と動植物に触れ合い、新鮮な空気に囲まれて、心身共にリフレッシュできる空間です。