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久留里(くるり)の大井戸・自噴井戸

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年1月27日更新

井戸

井戸

井戸

井戸

久留里市場に「大井戸」と呼ばれている井戸があります。この井戸は、縦5メートル、横2.2メートル、水深約8メートルの大きな堀り井戸で、寛永年間につくられたといわれています。

 掘削当時は久留里で唯一の水源で、一年中枯れることのない生活水として利用されていました。現在は使用されていませんが、地元自治会が管理し大切に保護しています。

 また、城下町の風情が漂う久留里の町を歩いていると、あちらこちらで堀り抜き井戸(上総堀)を見ることができます。

 この井戸の水は、清澄・三石山系の山林に降った雨が地層をくぐって天然のろ過を受け、さらに地下水脈を通ってわき出てくるものです。それぞれの井戸からは、春・夏・秋・冬、24時間、豊富な水がこんこんとわき出ています。また、水質が良いことばかりではなく、有用な成分が含まれていることから「久留里の名水」とか「久留里の生きた水」と呼ばれています。平成20年には千葉県下で唯一「平成の名水百選」に選ばれています。

環境省ホームページ「平成の名水百選」<外部リンク>

 このわき水を使ったお酒の醸造元も周辺にあり、地元に暮らす人々の生活だけでなく産業にも密接に関係しています。

 開発が進み、多くの井戸が姿を消していく中で、この素晴らしい「久留里の名水」と「井戸のある風景」は、後世の子どもたちに貴重な遺産として残していきたいものの一つです。